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株式会社管総研

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先輩社員の声

Entry01.

技術部 開発課酒井 孝之2002年4月入社

自分の修めた技術を活かして社会に貢献したい

弊社の製品である管路管理システム「WATERS」の開発リーダーを担当しています。
管路管理システム「WATERS」とは、Google Maps™などの地図上に地中に埋まっている水道管や消火栓などの水道施設情報を入力し管理するシステムです。
またこのシステムは、水道の蛇口から出る水の圧力計算や、災害時にはどこに行けば水が出るかといった情報を提供することができます。
私の担当は、営業担当者や技術担当者が全国各地のユーザー様からお聞きしたご要望を機能要求としてとりまとめ、システムの設計から、製造、試験工程などのスケジュール調整、後輩への開発指導を行っています。
大学時代は工学部に属し、知能情報系を専攻していました。この学修を活かすため、ソフトウェアの製造関係で就職先を探していたところ、㈱管総研を通じ社会に貢献する事業に興味を持ち、この職業に就きました。

仕事でやりがいを感じるとき、業務上で忘れられないエピソード等ありますか。

お客様に価値のあるシステムを提供し、利用される喜びと達成感。

入社当初の仕事は、プログラマーとして特定のユーザー様が使用する専用アプリケーションの開発を行いました。ユーザー様のご要望を正しく理解するために、水道法や水道積算基準などを必死に勉強しました。
3年目以降は「水道配管設計積算CADシステム「AQUA-Σ SUPER」」の開発リーダーとしてベースシステムの開発を任せてもらえるようになりました。
このシステム開発において管路の安全に関する一体化機能を開発しました。私が開発した機能でユーザー様の業務に支障をきたしてはならないと、身が引き締まる思いでした。
後年、訪問先でユーザー様が一体化機能を使用するのを偶然見かけたことがありました。数秒で終わる処理ですが、後ろから見ている時間はとても長く感じました。処理が終わった後、結果を軽く確認され「よし。」と言ってまた当然のように次の作業に向かわれていました。
自分の作った機能が当たり前のように使われ、ユーザー様の業務に価値のあるシステムを提供できていることを実感し、とても嬉しかったのと同時に、何物にも代えがたい達成感を感じることができました。

今後の目標を教えてください。

働きやすい職場の提供と技術向上の機会を!

㈱管総研の経営理念でもある「水と水道施設に関するソフトウェアテクノロジーを創造、融合、駆使することにより、理想的なライフラインの構築を目指して顧客と社会の発展に貢献する。」を実現するのが目標です。
歴史のある水道事業に関しては広範な知識や技術、経験が必要です。ソフトウェア業界は日進月歩で発展しており、最新技術の習得は欠かせません。システム開発において、水道事業の専門的な知識や経験とAIやビッグデータの活用といった新しい技術を融合させ、ユーザー(水道事業体)様や社会に役に立つシステムを提供していきたいと考えています。
目標の実現には長くこの業務に携わる必要があり、「働き方改革」を見据えた働きやすい職場にしていく必要があると感じています。後輩には、これまで私が蓄積してきた知識や技術を継承してもらい、そして、私が仕事を通じて感じることのできた達成感や充実感を体験してほしいと思っています。

私のとある1日
 8:30~ 9:00
業務準備等
 9:00~12:00
課内会議・システム関連の特許調査
12:00~12:45
昼休憩
12:45~14:00
顧客対応(リモート打ち合わせなど)
14:00~16:00
システム新機能の仕様検討
16:00~17:00
後輩課員指導、新規技術・動向調査等
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